姫路・龍野・明石 ほとんど食い倒れ旅

(超長文です)
(モバイル対応がうまく行きません。写真はOKなんですが、Youtube動画とTHETA画像が機能しない) 

書きたいことはあったけれど、なかなかエディタを開く気分的な取っ掛かりがなく、気づいてみたらもう半年も書いていませんでした。

風呂に入るのもダラダラと引き延ばす性格だからな、私。

さて、この夏休み、諸事情で全然家族旅行ができなかった我が家、最後の最後にちょっとは遠出しようということになり・・・
「大摩邇マグロを食べに行く!」といった夢の様な企画もあったんですが、でも2泊3日しか休みが取れず断念。大間って青森とか八戸から3時間くらいかかるので・・・

で、これもかねてからの(妻の)懸案だった「明石で明石焼きを食べる!」というのと、(私の)「本場でそうめんを喰らう!」を実現することになりました。兵庫県の龍野(たつの市)には「揖保乃糸」という超有名なそうめんがあり、なんと「そうめんの里」というヨダレがでるような施設があることがわかり。

しかし、明石と龍野は同じ兵庫県とはいえかなり離れています。ざっと50km以上。短い日程で回りきれるか心配でした。
しかしSNSで友だちになったY夫妻が姫路に住んでおり、どうしても会いたいなあとつぶやくと、Y氏から「そうめんもいいけど、龍野にはヒガシマル醤油の「うすくち龍野醤油資料館」というのもあると教えていただき、醤油大好きな私としては万難を排して行かなければ! と前のめりの気分に。

 

出発!

 2泊3日といっても息子の部活があり出発は夕方。

(品川)
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姫路着は21:38! もう初日が終わります(^_^;)
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駅を出ると、真ん前にライトアップされた姫路城が!
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土曜日の夜だったので、かなりの人が出ていました。うぇーいになっちゃっている人も(^_^;)

急な宿泊なのでほとんどのホテルが満室で、普通のビジネスホテルしか予約できなかったのはやむを得ない。野宿よりはだいぶマシ。

 

2日目、怒涛の食い倒れ 1
    龍野 醤油とそうめん 

朝8時、レンタカーを借りてまず龍野に出発。30分くらいで行けるんだね、龍野。道中の景色もいい感じ。

まずはうすくち龍野醤油資料館。9時開館なのに30分前についちゃった・・・

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ヒガシマルはうどんダシや煮物のダシではお世話になっているけれど、醤油は使っていませんでした。

連絡を取り合っていたY夫妻が来てくれて、お会いできたのはとても嬉しかった。奥様とは関東にいらっしゃったときに飲み会でお会いできていましたが、ご主人とは初対面。しかしSNSでバカを言い合ったりしていたのでなんだか旧友みたい。おみやげまでもらっちゃって恐縮。おいしくいただきました!

夫妻と別れ(もっと話したかったけど)資料館開館と同時に入場。

華々しい商業施設的なところではなく、まじめにやってるぞという雰囲気の資料館です。

うすくち醤油の歴史や仕込みの過程などのビデオを観てから(これ、ほんとうにおもしろい)館内を回ります。

仕込みの過程のミニチュア。木で作ってある。
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展示
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うすくち龍野醤油資料館 #theta360 –

Spherical Image – RICOH THETA


 

うん、伝わらない(笑)

うすくち醤油には甘酒が使われているのは知らなかった。

醤油の種類も「こいくち」「うすくち」しか知らなかった。
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もう一度書くけれど、等身大フィギュアが道具をガッタンゴットンしたり液晶パネルでクイズが出たりみたいな仕掛けはまったくないけれど、こちらが興味をもって見ていけば、全てがおもしろい展示でした。

出入り口付近にある売店。めくるめく醤油と出汁の世界。関東では見かけない商品が多くて衝動買いしてしまう。
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 うすくち龍野醤油資料館|知る・楽しむ|【ヒガシマル醤油】

 

 

 


つぎは、これも Y氏から教えてもらった「醤油まんじゅう」のお店 觜崎屋 へ。

 

なにこの佇まい。観光客相手にわざと古民家、とかじゃなくて当たり前のように歴史を感じさせる店構え。
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そして醤油まんじゅう。
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詰め合わせには「若鮎」という最中。

醤油まんじゅうは こしあん に醤油が練りこんであるのかな。皮もかなり醤油。でも凄くバランスが良くてたまらん!塩を練り込んだまんじゅうより数倍おいしい。
「若鮎」のあんこにも醤油が練りこんであるみたい。醤油まんじゅうよりは少なめだけれど、これもめちゃくちゃ美味しい。甲乙つけがたい。
残念ながら3日しか日持ちしないとのことで、同僚へのおみやげは諦め……ようとしたら、息子が「送ってもらおう!」と。ハマったらしい(^_^;)

その後某所でほかのメーカーの醤油まんじゅうも試食しましたが、ぜんぜん違う。醤油が立ちすぎていて、インパクトはあるけれど幸せになれない味でした。やはり 觜崎屋 でなければ!


觜崎屋 本店 (はしさきや) – 本竜野/和菓子 [食べログ]
(ワタシ的には食べログの評価、低すぎると思う)


 

さて、つぎはそうめんの里! の道中、不思議な自販機が。
 

カネヰ醤油株式会社
この会社のまんまえ

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おっ
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もろみとかうま味調味料が。
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買っちゃいます、そりゃ。
こういうのをもっと宣伝すればいいのに。 

龍野城のすぐそばです。行かなかったけど・・・


 

さて そうめんの里!

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どうでもいいけど、関東では「流しそうめん」って言いますね。こっちでは「そうめん流し」か。たしか鹿児島でもそうらしい。

おみやげコーナーには うすくち龍野醤油資料館同様の、そうめん作りのミニチュア。

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時間的に昼ごはんなので、管内のレストランへ。
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前もってメニューを見ていたので「どれにしようかな~」とワクワク。


レストラン庵 メニュー

が!
娘が「流しそうめんしたい」と懇願する・・・
機嫌を損ねると怖いので、やむを得ず希望を入れて流しそうめん(そうめん流し)。

鮎が流れるww

いや、そうめんおいしかった!茹で加減も、きっちり冷水で締めているのも(当たり前だけど)最高でした。
揖保乃糸と三輪そうめんとどっちがうまいか、私にはわからないけど。

ロビーに出てみると、そうめんを延ばす実演が。

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簡単そうにやっているけれど、説明を聞くと熟練の技だな。太さを均一にするのが難しいらしい。
揖保乃糸はこういう製法なので、端っこはどうしても太くなっちゃうので、それは別商品で売っています。これも揚げたりするとおいしいんだよな。 

最後にお客の中から2名が実際に麺を延ばす体験をできると!
 ところがたくさんのお客さん、その説明を聞いていなかったらしくみんな帰っちゃった(^_^;) ので、うちの息子・娘が無抽選でやらせてもらえました。

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大苦戦!
実演の際に「実際には冬の寒いときに作る。暑い夏はそうめんが切れやすいので」との説明があったけれど職人さんのは全然切れてなかった。ところがうちの子たちがやったら切れまくり!

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わかります?

こんなことをしていたら展示を見る時間がなくなり、明石へと出発。
また来るからな! 展示を見るのとそうめん流し以外のおいしそうなものを食べるのと!!

 

 そうめんの里 | 【揖保乃糸ホームページ】兵庫県手延素麺協同組合

2日目、怒涛の食い倒れ 2
    明石天文台と明石焼き
 
明石到着。
 
まず明石の天文台。正式名称「明石市立天文科学館」。子午線です、子午線!
 
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塔時計。時計塔ではないらしい。
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塔時計を子午線が通っています。「通る」でいいのか?
塔のふもとには
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子午線標と漏刻。天智天皇が人々に時を知らせたアレですな。

日本の時刻史 –時の歴史–

展望フロアにももちろん子午線が。淡路大橋が見えます。あれを渡ったのは2年前?
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手前下に見えるのは保育園。いいなあ、「子午線が通る保育園」。

この展望フロア、十二支で方角が示されています。この写真は「午(うま)」(南:180°)の方角。
そして真裏にも当然子午線標があって、その方角は「子(ね)」(北:0°)。
つまり、子から午を通る線だから子午線! 知らなかった(^_^;) 

したの方のフロアの外にはいろいろな日時計が置いてあります。
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これは「ガイヤ日時計」。うむ、ガイヤそのもの。

人が立つとその影が時刻を指す「人間日時計」も。
生憎の曇り空で、一瞬太陽が見えたときにTHETAで撮影。手が邪魔でTHETAの影しかわからない。ちなみにこの撮影時刻は14:15。

 

明石天文台、人間日時計。 よく見ると14:15あたりに指に影が(^^;; #theta360 –

Spherical Image – RICOH THETA


 

 

ちょうどよい時間にプラネタリウムの上映時間になったので行ってみました。

上映中はもちろん撮影禁止なので、投影機の写真だけ。

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かっこいいね。

この投影機、なんと1960年制。立派に現役です。中学時代、渋谷の五島プラネタリウムに毎月行っていたのを思い出します。

楽しく勉強できました!

 

明石市立天文科学館

 

明石のマンホール蓋。「しごせんのまち」

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(クリックで拡大)


そして、明石焼き!
正しくは「玉子焼き」ですね。 

 

明石焼きといえば魚の棚(うおんたな)商店街。と聞いています。
日曜日なので有名店は混んでいるだろうなあと思ったら、そんなでもなく、並ばずに入れました。 

伺ったのは「明石焼き・ゴ」。魚の棚商店街の西口向かいにあります。

明石焼き ゴ – 山陽明石/明石焼き [食べログ]

  

ゴ、です、GO!
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(クリックで拡大)

口コミの評価が高かったのと、具の種類が豊富なのが決め手。
タコの他に こんにゃく、えび、チーズ、キムチ、モッチーズ(?)、すじこん、あなご、たんこぶ・・・たまらん。

モッチーズはもっちりしたチーズなのか、餅とチーズなのか今でも不明。
「たんこぶ」もわからなかったので聞いたら「タコと塩昆布」とのこと。それはうまそう!
結局タコ、チーズ、キムチ、たんこぶを注文。

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(クリックで拡大)

いやうまい。そして熱い。
味は、関東で食べる明石焼きよりも濃厚です。だし汁も濃いけれど、記事に練りこまれたダシもすごく濃い。
どの具もおいしかったけれど、なんといってもたんこぶが衝撃的でした。 タコの歯ごたえと塩昆布のしょっぱさとが絶妙です。

 

 

お店を出て魚の棚商店街をぶらぶらしてみると、面白そうなお店がたくさん。ゆでダコ、たこせんなどタコ系が多いんですが、寿司屋さんも数店。今度来たら食べるぞ。

と、歩いていたら、まだお腹が明石焼きを欲していることに気づき・・・
もう一軒目星をつけていた「たこ磯」にふらふらと入ってしまいました。

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 たこ磯 (たこいそ) – 山陽明石/明石焼き [食べログ]
 

ここは具がタコと穴子のみ。どちらも1人前ずつ注文しました。

これは穴子。と言っても外見ではわからないね。 
(食べるのに夢中でタコの明石焼きの写真を忘れましたが、外見が同じなので問題ないねw) 

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ここの明石焼きは「ゴ」より表面が若干カリッとしています。箸で取りやすい。焼き手によるのかもしれませんが。
そして味は、濃厚ではあるんだけれど上品な気がします。もちろんとてもおいしい。

誤解を恐れずに言えば、「ゴ」は駄菓子的なおいしさ、「たこ磯」は料理に近い感じ。 う〜ん、甲乙つけがたい!

 ※もうお腹いっぱいの娘は、かき氷を嬉しそうに食べていました(^_^;)

ホテルに帰ってしばらくしたら小腹が減っちゃって、ホテルのレストランで食べましたがこれはまあいいや。

 

3日目、上品に
    姫路城とあずきミュージアム


3日目は台風の影響で大雨。

姫路城を見る予定でしたが、ずぶ濡れになりそうだったので近くのお土産物屋さんで日和りました。

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お城の入り口向かいに「いの屋敷」「ろの屋敷」・・・という建物。おみやげ屋さんと軽食屋さんが入っています。

いろいろと買いましたが、やはり、

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お城焼きですな。味は普通のカステラ焼きです。なんか誰かの顔に見える。


そして最後の目的地は「あずきミュージアム」。
ここはY夫妻の奥様の方のおすすめ。(名古屋の友人も猛プッシュしてくれました)
関西方面では有名らしい「御座候」という銘菓を作っている会社のミュージアムです。
 

あずきミュージアム|御座候

工場なのですが、すごく上品なお宅という感じの敷地です。

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あずきの木で作られたアーチトンネル。
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滝!
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まずは工場見学。

11時前についたのですが「最終の見学が11時にあります」とのこと。
なんだそりゃ? と思ったのですが、見学してみてその理由がわかりました。

御座候は各店舗で焼きます。だからこの工場からは四角い缶にあずきを入れた状態で運びます。使い終わった缶はまた工場に戻るのですが、それを洗う工程。
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1階にはあんこを充填する装置があります。あんこは2階で作られて、1階に流して充填する手順です。見学は最後の工程から見ているわけです。
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御座候の餡は赤(あずき)と白(いんげん豆)があります。ラインは2本ではなく赤白1本で、識別装置で仕分けられて送り出されます。
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Y夫人は、この缶を抱えてスプーンで食べ続けたい、のだそうです!!

あ、この茹であがったあんこの缶は水に浮かせたりして3〜4時間かけて冷ますのだそうです。
だから茹でるのは午前中のみ。 夕方に各店舗に配送されていきます。
工場見学が11時に終わっちゃうのはそういうわけ。稼働していない工場を見てもおもしろくないもんね。 

 

2階。小豆を茹でる大釜がたくさん並んでいます。
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茹で上がったあんこをドバっと穴に投入します!
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この穴が1回の充填機につながっているわけです。

 

そのあとミュージアムを見学。
基本的にミュージアム内は撮影禁止ですが、この ↓ コーナーだけは撮影OK。

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これはあずきの木の10倍模型。ミニチュアじゃなくてなんていうんだ?

ミュージアムの内容は、やはり真面目。あずきは野生→群生→栽培と、だんだんと人の食生活の中に入ってきたこと、日本のあんこのほとんどは「エゾショウズ(蝦夷小豆)」という品種であること、など学習できました。 御座候のあずきの産地は北海道・十勝です。十勝すごい。

 

さて、食べる。

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注文を受けてから焼いてくれます。なのでできたてで表面パリパリ中ホックリ。うん、これは皆さんが推すのもよくわかる。甘さもちょうどよいしあずきやいんげん豆の味がそのまま生きています。でも関東では食べられなさそうで・・・

で、お腹がすいた息子が突っ走って肉まんを買いました。
(御座候株式会社では御座候のほか、 つぶあん単体で売っていたり、なんと肉まん、ジャンボ餃子、中華麺、日本蕎麦麺を作っています)

この肉まんがおいしい!中の具にとろみがついていてジューシーです。横浜中華街で食べる肉まんよりもおいしいと思います。

感動したので、帰りがけに姫路駅地下街の御座候直営のお店で担々麺とジャンボ餃子を食べてしまいました。
これもおいしい。しかも安い!担々麺は煮玉子載せで460円!

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まとめ

こんな感じで「過ぎゆく夏休みを惜しむお腹パンパンの旅」は終わりました。
行くところ行くところまったく失敗のない、おいしい旅でした。

私たちだけでは有名なところしか行けなかったと思います。Y夫妻がいろいろと教えてくださったおかげで、観光ガイドブックがあまり取り上げていない、でも行ってみたらとても素晴らしいところに行くことができました。
Y夫妻、そして同じくプッシュしてくださった名古屋のSさんには足を向けて寝られない! 方角は西ね! 




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