うちの娘、小学校3年生。
ようやくダジャレを言うようになりました。「ふとんがふっとんだ!」とか。かいけつゾロリの域には達していませんが(^_^;)
そして最近、「逆さま言葉」にも興味をもったようです。「とまと」とか「しんぶんし」とか。
そのうち「きんたはたんき」とか「すぶたつくりもりもりくったぶす」とかの回文に発展してほしいと、オヤジの私は期待しているわけであります。
しかし!
「逆さま言葉」「回文」は文字にしたものを逆さまにしても同じになるものですよね。
(あ、「逆さま言葉」は同じ言葉にならなくても良いのかな。「すき」→「きす」とか)
大人の私は、「音声にして、逆さまから聞いてもおなじになる」ようにできることを教えてあげちゃいたい衝動に駆られました。
そこで見つけたアプリが「逆再生 (リバース ボイス)」。
使い方はとても簡単。
「MAIN」をタップ。
録音は30秒以内です。
逆再生ボタンをタップ。これだけ。
「とまと」と録音すると、「おたもっ」って聞こえます。
娘、「しんぶんし!」と得意気に録音し、わけのわからない音声が聞こえてきてゲシュタルト崩壊を起こしていました。
大人ならわかります。言葉は子音と母音とで構成されていて、逆再生するとその子音と母音が逆から・・・
わかりづらい。
たとえば「とまと」を子音母音標記すると、
TOMATO
となり、それを逆再生すると、
OTAMOT
となるわけですね。
つまり、逆再生して「とまと」と再生させたければ、「おたもっ」と発声すればよいわけです。
もっと正確に再生させたければ、最後を「おたもっt」と、無声音ながら「t」の発音をすればよいのです。
もっと高度な技としては(それほどでもない)、イントネーションにも気をつければ完璧です。
トマトのイントネーションは
TOMATO とまと(赤い文字を高く発音する)
なので(私は関東弁です)、逆再生に耐えるイントネーションは
OTAMOT おたもっt
と発音すればよいわけです。
これ、わりと面倒です。でもこのアプリのすごいところが
ひらがなを入力すると、逆再生用のひらがな(+ローマ字)が表示される
ことです。
録音画面、上の「逆さ語に変換」に、逆再生したい単語を入力すると、どう発声すればよいかを教えてくれるのです!
いたれりつくせり。
こういう経験を通して、子どもは「音節」なんかに興味を持っていくのです!(そうか?)
本来なら逆再生した音声を載せたほうがすごくわかりやすいと思うのですが、このアプリはまず自分でやってみて驚く!という経験をしたほうが楽しめると思ったので、あえて載せませんでした。
追記:
* 「赤坂」は有名ですね。
* オバマのスピーチでは「Yes, we can」が逆再生で「Thank you Satan」になると言われていますが、どうでしょう?
* きゃりーぱみゅぱみゅの「PonPonPon」を逆再生すると黒いメッセージが・・・私には聞こえません(^_^;)
バックワードマスキング – goro358の日記
* こっちはまとも
『驚異のリバース・スピーチ』 ~ ヒトの発する言葉を逆再生すると現れる「聞き取れる声」の謎。それは日本語にも現れる!!!
* 逆再生しても意味のある言葉になるサンプルがあります。
逆再生とは (ギャクサイセイとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
* すごいヤツ、いただきました!音声回文!
「あったかな日に花買った」 ぜひ試してみてください!
* ↑の原典っぽいページ。小学校の授業だ!これはすばらしい。
ローマ字 「逆さ言葉を逆さにすると…」
なお、類似のアプリにこういうのもあります ↓
しかしこのアプリ、iOS7以上だと再生で落ちるようです。私の環境(iPhone 6Plus、iOS8.4)でも落ちましたww
それから、「逆再生なら動画を逆再生できるアプリでもいいじゃん」というご意見もおありでしょう。
そのとおり!
でも、音声だけのほうが容量を食わなくていいんですよね。
また、この手のアプリは逆再生にすると音声が消えてしまうことが多いようです。
いちおうビデオの逆再生アプリ。
専用アプリ
再生スピードを変更できる動画加工アプリだけれど、逆再生機能もついてる!
【アプリ】Slow Fast Slow:スローと早送りが混在した動画を作る! | こてつは内臓ではない2
【アプリ】Slow Fast Slowがアップデートで標準速動画も取り込め、スピード変化ポイントも増減可能に! | こてつは内臓ではない2
(音声は出ません)
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